
休日に雨が降ると、「今日はどうやって1日を過ごそう……」と頭を抱えてしまうのは幼児の親あるあるです。室内遊びはバリエーションが限られるし、子どもも飽きがちだし……。
我が家もまだ試行錯誤の最中ですが、最近は知育にもなる「シール貼り」&「色数を絞ったクレヨンでのお絵描き」をして過ごすことが増えました。
シールを決まった場所に貼る練習

ただシールを貼るだけでも楽しい遊びになるけれど、「決まった場所にシールを貼る」というルールを設けると、指先のトレーニングになって一石二鳥!
「シール貼り プリント」で検索すると無料で印刷データをダウンロードできるサイトが沢山でてくるので、自宅で印刷して使っています。
たとえばこれは、emoプリというサイトでダウンロードしたもの。貼るシールの大きさが選べるから、子どもの発達に合ったシール貼り台紙を見つけられます。

2歳なりたての娘には、直径1.5~2cmのシールがちょうど良い感じ。

シールは100均やAmazonで調達しています。子どもがメチャクチャな使い方をしても心穏やかでいられるように、コスパの良いシールを選ぶのが大事!

シール貼りの台紙はまとめてプリントしておいて、丸シールと一緒にクリアファイルに入れて収納しています。これなら子どもでも簡単にお片付けできるし、バラバラにならなくて便利。
準備・片付けも簡単なので、雨の日に限らず子どもの好きなタイミングで気軽に遊べるシール貼り。いずれ「ワーク的なプリントに毎日取り組む」習慣をつけられたら良いなぁと思っているので、その前段階としても良い練習になりそうです。
色数を絞ると集中しやすい
室内あそびの定番といえばお絵描き。ぶれずにクレヨンを持つトレーニング=指先を鍛えて脳に刺激を与えられる知育的な観点からも、ぜひ取り組みたいあそびです。
が、わりと最近まで我が子はあまりお絵描きに集中してくれず……。

まぁ好きじゃないことを無理にしなくてもいいか~とあまり深く考えていなかったのですが、最近、2歳児にお絵描きをエンジョイしてもらう方法を発見しました!
それは、「クレヨンを3色に絞る」こと!たいていのクレヨンセットには10色前後が入っているけれど、2歳児にこの選択肢は数が多すぎたようです。クレヨンを選ぶ→他の色に目移り→とっかえひっかえしているうちに気が散ってしまっていたみたい。
最初に「今日使う色を3つ選ぶよ~」と言って3本だけクレヨンを出してからスタートすると、以前よりずっと集中してお絵描きに取り組んでくれるようになりました。

現在使っているのは、無印良品の「さんかく カラーペンシル」。三角形で握りやすく、クレヨン並みに柔らかくて高発色なのに、手に色が付きにくい点は素晴らしい!クレヨンとクーピーの良いとこどりをしたような商品です。
幼児用の三角クレヨンは色んなメーカーから出ていて、サクラクレパスのは入れ物がしっかり閉まるから持ち運びにも良さそう。
お絵描きの紙は大きければ何でもいいと思って、カレンダーや包装紙の裏紙を再利用することが多いけれど、やっぱりキャラものだとテンションが上がるようで食いつきが違います。今は安心と信頼のアンパンマンスケッチブックを使用中です。
制限があそびを面白くする

シールを貼る場所を指定したり、クレヨンの色数を絞ったり……大人からするとただの「制限」でしかないことも、2歳にとってはよりあそびを面白くする工夫になるのは新発見。
ついでに指先を動かして、器用な動きを習得するためのトレーニングができれば万々歳!
雨の休日は幼児の親からすると気の重い1日になりがちだけれど、小さな工夫を重ねて、楽しく知育にも役立つ過ごし方を模索していけたらと思います。
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