子連れで大阪万博に行ってきた!おすすめパビリオンと持ち物4つ

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2歳の子どもを連れて、家族3人で大阪万博へ行ってきました!4時間ほどの滞在でしたが、期待以上に楽しめて親子ともに大満足。

一方、とくに子連れの場合は準備していかないと大変そうな点もチラホラ……。おすすめの持ち物、パビリオンなど、子連れで大阪万博を楽しむためのポイントをまとめます。

目次

基本情報

  • 2歳児+父親&母親の家族3人連れ
  • 4月下旬の平日に訪問
  • 10:00-14:00の約4時間滞在(本当はもっと長く万博で過ごすつもりだったけれど、予定変更。これについては後述します)

パビリオン内で過ごす時間はごく一部

大阪万博がオープンして間もない4月下旬に訪問した我が家。事前に行きたいパビリオンなどをチェックしていたのですが、いざ万博会場に入ってみると行列、行列、行列!

イタリア館やフランス館などいかにも人気そうなパビリオンは軒並み1時間前後(場合によっては1時間以上!)の待ち時間で、30秒もじっとしていられない2歳児と並ぶのは到底不可能です。

パビリオンの事前予約もあるけれど、抽選のため予約がとれるかは運次第。実際、我が家は全て落選してしまって予約ゼロでの参加に……。

結果的に、「並ばずに入れるパビリオンを見つけたら入る」&「パビリオン内ではなく、会場全体を見物しつつ散策」というスタイルで過ごすことになったのですが、これが子連れには大正解!

自然豊かな大阪万博敷地内

万博の敷地内は、まるで巨大なテーマパーク兼公園です。

大人は奇抜で個性豊かなパビリオンの外観を見て「スゲー!」と騒ぎ、子どもは5mおきに草花や石を拾って大はしゃぎ。疲れたらみんなでベンチに座って休憩したり、ご飯を食べたり。

ガンダム、かっこよかった!

本来とは異なる万博の楽しみ方だけれど、お祭りっぽい雰囲気に気分はうきうきするし、とっても満足度の高い過ごし方でした!

万博の砂利に興奮する我が子

パビリオンの予約は取れても3つまでなので、基本的には並んで待つことが避けられない大阪万博。

おとなしく並んで待つのがまだ難しい子連れの場合、パビリオンを見に行くのではなく、会場全体を散策するつもりで行くのは一つの正解だと思います。

おすすめパビリオン=並ばないパビリオン!

そういうわけで、子連れの大阪万博における“おすすめパビリオン”=予約なしでも並ばず入れるパビリオンというのがわたしの結論。

我が家が実際に訪れた、(ほぼ)並ばずに入れたパビリオンを挙げてみると……

サウジアラビア館

サウジアラビア産の白い石造りの外壁が美しいパビリオン。

パビリオンの敷地内には複数の建物があって、出入りしながら進んでいく仕組み。完全に外とは隔絶した空間で、異国情緒満点!

屋外ゾーンがあると、子どもが走ったり騒いだりしてもあまり気を遣わず気楽でした。

中庭から空を見上げた景色も美しくて、展示物よりも建物そのものが印象深かったです。

スペイン館

この階段、登らないといけないの……?と一瞬ひるんだスペイン館。もちろんちゃんと、エレベーターが併設されていました。

中は薄暗くて、サイネージやプロジェクターが多用された空間。海賊についての展示があったりして、国としてそこにスポットライトを当てるんだなぁと面白かった。

子どもは最初こそ暗い空間を不安がっていたものの、後半のポップな照明&ノリのいい音楽がかかった部屋ではニコニコはしゃいでいました!

飯田グループホールディングス

遠目からは巨大ウミウシにしか見えなかった、飯田グループホールディングスと大阪公立大学が共同出展している民間パビリオン。

ウミウシの表面はよく見ると西陣織の柄になっていて、入口近くの壁面には本物の西陣織が張られています。

展示内容は未来のスマートシティなんだけれど、我が子はこのパビリオンが最も気に入っていました。というのも、中に巨大なジオラマがあって、電車や車が動いているんです!

未来感あふれるシルバーの電車や、不思議な形の車が動いている様子に我が子は釘付け。こりゃあ、電車好き2歳児にはたまりません。

ここも待ち時間がほぼ無かったし、乗り物が好きな子連れにはおすすめのパビリオンです!

トルコ館

真っ赤な外壁が目を惹くトルコ館。何やらケバブちっくな良い香りが漂っている上に待ち時間ゼロで、意気揚々と突入したものの、ここは入ってすぐに撤退してしまいました。

というのも……、

入ってすぐの光景がこれ。壁面の巨大な青い人は映像で、男性の声で何やらしゃべり続けています。子どもはこの異様な雰囲気に一発アウトのギャン泣きで、Uターンで外に出ました……。

パビリオン内もわりと空いていたし、もう少し年齢が上の子ならちょうどいいのかもしれません。

子連れ万博に持っていくべきもの

そんなこんなで、待ち時間のない4つのパビリオンに入った以外は、ほとんど屋外を散策して過ごした我が家。持って行ってよかったもの持って行ったけれど使わなかったものが色々あります。

暑さ対策はマスト!

まず何といっても、暑さ対策アイテムはマスト!

万博会場はパビリオン内と大屋根リングの下以外は基本的に屋根がなく、多くの時間を日光にさらされて過ごすことになります。地面は明るい色が多く、照り返しもすごい!

4月下旬に訪問した我が家ですら、顔を赤くしている子どもの熱中症を心配してしつこく水分補給をさせたほど。夏本番はかなりの暑さになると思うので、厳重すぎるほどに対策していくことをお勧めします。

大屋根リングの上は日陰ゼロ

子どもの帽子、日焼け止め、アイスリング、扇風機などはもちろん、大人も帽子やサングラスはぜひ持ち込みたいところ。

ちなみに日傘は、けっこう混んでいるゾーンもあるので使いにくいシーンがあるかも……?実際、わたしは人の日傘が刺さりそうになって何度かヒヤッとしました。

日光の降り注ぐ万博会場

パビリオンの待機列も基本的には屋外なので、ある程度並ぶ覚悟で行く人はなおさら、暑さ対策に力を入れていったほうが良さそう。

繰り返しになるけれど、4月に訪問した我が家でさえ暑さと屋外を歩き回る疲労から、予定よりも早めの約4時間で切り上げた大阪万博。真夏は熱中症になる人が出るんじゃないかと、勝手に心配しています……。

軽食・おやつ

東京ドーム約33個分、東京ディズニーランドの約3倍もの敷地面積を擁する大阪万博。とにかく歩き回るので、こまめな休息は欠かせません。

とくに子どもって、HPがゼロになるまではしゃぎ回る→突然電池切れしてブチ切れたりするから、疲れを感じる前にちょこちょこカロリーを摂取しておくのが大事!

この他におにぎり、おせんべいも持っていきました

万博内にもコンビニはいくつかあるけれど、いかんせん敷地が広く、行きたいときにすぐ行けるわけではないので小分けのおやつや軽食を持ち込むのがおすすめです。

ちなみに飲み物は、万博内の至るところに自販機&無料の給水所があって容易に現地調達が可能。

水や麦茶、スポドリなどが買える自販機が至るところに

ただし無料の給水所はどこも20人くらい並んでいて、もし真夏の炎天下だったら子連れで並ぶ気はしないなぁ……というのが率直な感想です。

ヒップシートor抱っこ紐

前述したように、パビリオンによっては中が暗かったり、大きな音がしたりと小さい子どもは怖がってしまう可能性も。というか2歳くらいまでなら、ほぼ100%何かしら怯える要素に行きあたってしまう気がします。

そんな時は抱っこするしかないので、ヒップシートや抱っこ紐は大事。ただでさえ沢山歩くから、子どもはすぐ疲れちゃうし……。

ベビーカーは無くても何とかなるけれど(我が家は持って行きませんでした)、抱っこのサポートグッズは幼児連れならマストだと思います。

子ども用カトラリー

今回の万博訪問で、持って行かずに地味に不便だったのが子ども用カトラリーです。ハビリオン併設の各国のレストラン以外にも、大阪名物や外国料理を出す飲食店が沢山あって、えり好みしなければ並ばずに入れたのはありがたかった大阪万博。

一方で、無料のお冷や子ども用のカトラリーなどは用意されていないお店もあり、ある程度は自分で準備していく必要があります。

バインミーとフォー、美味しかった!

実際、我が家が入ったベトナム料理のお店では、大人用のれんげ・お箸・取り皿などの用意はあったものの、子どもが使いやすいような小さいスプーン・フォークなどはなく、食べさせるのに少し苦労しました。

日本のレストランはどこもホスピタリティが充実しているから、つい何でも用意してもらえる気でいたのをちょっと反省。子ども用のフォーク・スプーンなどを持っていくべきでした。

その他いつもの育児グッズ

その他にも、おむつやウェットティッシュ、時間を潰せるおもちゃなど、いつもの育児グッズももちろん必要。ちなみにベビーカーは、万博会場内でレンタルも可能です。

万博会場の周り(夢洲)にお店はなーんにもないので、もし何か忘れてしまった場合は手前の駅で調達しておくのが大事です。

持って行ったけど使わなかったもの

レジャーシート

逆に、わざわざ持って行ったのに全く出番がなかったのがレジャーシートです。

子連れだとこまめに休憩することになるから、ベンチや休憩所が空いてなかったら困るかなぁ……と思い持参したけれど、予想以上に沢山のベンチがあって無用の長物でした!

大屋根リング下のベンチ

とくに大屋根リングの下はかなりの頻度でベンチがあって、お昼時でも席には余裕がある感じ。リングの下は日陰で風通しもいいし、何度も座って休憩しました。

印刷した地図

これは子どもとは関係ないけれど、印刷していった紙の地図も結局使いませんでした。

大阪万博ではSDGsの観点から、紙の地図を配っていません。なので、基本的にはスマホで地図ページにアクセスするか、印刷用のデータを自分でプリントして持っていくことになります。

わたしも一応、紙の地図を印刷していったけれど、会場の地図画像をスマホにダウンロード→拡大して見るのが一番便利でした。

【公式】大阪万博 会場マップ

入場日時予約は必ずするべき!

暑い、歩きまくる、人ごみ……と体力勝負で疲れる要素もあったものの、何だかんだ万博を楽しめたのは最低限の予約をしていったからだと思います。

大屋根リングから見下ろす万博会場

パビリオンの予約には落選してしまったけれど、

  • 10時台の来場日時予約
  • JR桜島駅からのシャトルバスの予約

の2つはしていたので、会場への入場はとてもスムーズでした。とくに来場日時予約は超重要!チケットがあっても来場日時予約をしていないと、その時間の入場枠が空いていなかった場合、入場すらできません。

実際、万博入口には予約のない人の行列(もちろん暑い屋外!)ができていて、子連れの人はとても大変そう……。

朝10時過ぎの万博入場待ち列

しかも予約なしの場合、入場できるのは午後になることが多いらしく、13時頃から会場内は一気に混雑します。並ばずに入れるパビリオンもどんどん減るし、気温はますます上がってくるし……というわけで、我が家は14時過ぎには撤収しました。

子連れの場合は、涼しくて空いている朝に入場→午後は早めに帰るのが黄金コースといえそう。そのためにも、午前中の入場予約ができる日に万博へ行くことを強くお勧めします。

子連れでも大満喫できた大阪万博

ミャクミャクのショッパーを手放さない我が子

きれいな敷地内を散策するのは本当に楽しかったし、パビリオンで珍しいものも見られて大満喫できた大阪万博。たぶん子どもは「変な建物がいっぱいある巨大な公園で遊んだ」としか認識していないけれど、それはそれでいい思い出です。

もし真夏以外に行けて、東京から近かったらもう一度行きたいくらい!

これから大阪万博へ行く子連れ仲間たちも、ぜひ準備万端で満喫できたらいいなぁと思います。

大阪万博 ミャクミャク

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この記事を書いた人

仕事も子育てもほどほどに、頑張りすぎずに過ごしたいな~とゆるく構えている意識低い系ワーママ。2023年に第一子である女児を出産。2024年から時短勤務で職場復帰しました。寝ても寝ても疲れが取れないのが目下の悩み。

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