共働きワーママって、本当に疲れます。
わたしはまだ育休復帰1年目ですが、すでに984430468回くらいは「仕事辞めたいよぅ」と内心弱音を吐いています……たぶん、これまでの人生で今が一番疲れているんじゃないかなぁ。
共働きワーママの何がそんなに疲れるのかを分解してみると、主に4つの要素に分かれるように思います。
4大“ワーママ疲れ”の原因
常に時間に追われている
ワーママを疲れさせる最大の原因は、やはり圧倒的な時間不足でしょう。
朝起きてから自分と子供の身支度をして出掛けるまで、退勤してから子供を寝かしつけるまでの怒涛の夕食&お風呂タイム……。こんなに毎日コンスタントに慌ただしく過ごすことは、子無し時代にはあり得ませんでした。
それに、時間に追われていると脳のリソースもどんどん奪われていきます。何時までにはコレとコレをやって、その次にアレをやって、ところで今日の晩ごはんはどうしよう……といった感じで、頭の中は常に大忙し!
こうした状況が1週間とかじゃなくて、年単位で続くのだから休む暇もありません。ジワジワと疲労の蓄積で脳が麻痺していくこの感覚……文字通りにシビれます。
あまりにも頻繁に風邪をひく
ワーママである以上、勤務時間中は子どもを保育園や幼稚園に預ける必要があります。そして園に通っている子は、信じられないほどの頻度で風邪などの感染症を家庭に持ち込み、体感7割ほどの確率で親も感染してしまう!!
ただでさえ時間に追われて疲れているのに、ものすごい頻度で風邪をうつされるのではたまりません。もちろん子どもの看病だってしないといけないし……常に家族の誰かが体調不良か病み上がりなんですよね。
高頻度で体調を崩し続ければ、疲れてしまうのは当然です。
睡眠の質が悪い
どんなに時間に追われていても、風邪をひいていても、質の良い睡眠をしっかりとれば確実に元気を回復できていた子なし時代。
ワーママとなった今、「質の良い睡眠」はとんでもない贅沢品になってしまいました。夜間授乳が終わったと思ったら夜泣きが始まり、風邪を引いては咳き込んで夜中泣き叫ぶ我が子……。可哀そうとは思いつつ、親もけっこう追い詰められます。
子どもがある程度大きくなれば睡眠の質も改善できるのでしょうが、1歳児をもつワーママであるわたしの場合、安定してぐっすり&長時間連続で眠れるのはまだまだ先になりそうです。
職場で気を遣うシーンが多い
ここまでは肉体的な疲れの話だったけれど、残念ながらワーママは精神的にも疲れているんですよね……。理由はいろいろあるけれど、最大のストレス源は職場で気を遣うシーンが多すぎること!
- 時短勤務していることへの引け目
- 残業や出張ができない罪悪感
- 出産前のようなモチベーションを持って働けないことへの自己嫌悪
やはりワーママになってからは仕事をセーブせざるを得ないことが増え、同僚にしわ寄せがいってしまうことの申し訳なさといったら!
みんなが忙しく働いているなか「お先に失礼します……」と気持ち小さめの声で挨拶する際の情けなさに、毎日少しずつ心が疲れていくような気がします。
ワーママ疲れへの個人的対処法
共働きワーママ向けのライフハックとして、食洗器などの便利家電の導入や、ネットスーパーなどの利用を勧める記事は多いもの。当然我が家もこうした時短術は採用していますが、ワーママの疲れはその程度のソリューションではとても解決できません。
そこでわたしが辿り着いた結論は、時短術やライフハックも取り入れつつ、とにかく自分のメンタルケアを疎かにしないこと!肉体の疲れは完全に癒せなくても、精神的な疲れなら短時間で回復できるケースもあるし、心が元気だと体の元気もみなぎってきます。
数時間でできる気分転換のバリエーションを持っておくことは、ワーママになってからますます重要に感じています。
セルフケアの優先度を下げない
短時間でできる気分転換の最たる例が、美容院やマッサージ、ジム通いなどのセルフケア。ワーママになるとつい優先度が下がってしまい美容院やジムから足が遠のきがちですが、ここはぐっと踏ん張りたいところ。
「健全な精神をもつワーママでいるため、ひいては家族のため、わたしはセルフケアをたゆまぬ努力で継続するんだ!」くらいの勢いで時間を確保し、コンスタントに美容院やジムへ通うようにしています。
1時間程度の外出でもすごく気分転換できて疲れが癒されるし、帰宅後はよりポジティブな気持ちで子どもと向き合えるような気がします。
女友達とのおしゃべりで発散
ワーママになっても時間を作って、友達付き合いを継続していくことも重要。仕事と家庭の往復で狭いコミュニティにこもりがちなワーママ生活だと、知らぬ間に視野が狭まってネガティブ思考に陥りやすい実感があります。
そんな時に学生時代からの友人と集まったりすると、色んな仕事・色んなライフステージの人がいて、ふと自分の抱えているストレスがちっぽけに思えることも。
何より、気心の知れた女友達とのおしゃべりは最高のエネルギーチャージ!お互いの愚痴を聞き合ったり、無責任に励まし合ったり、趣味の話で盛り上がったり……たった数時間のおしゃべりだったとしても、疲れが吹っ飛びます。
わたしはよく、金曜日の夜に近所の友人とファミレスに集合してはパフェを食べたりしています。いつまでも気安い仲でいてくれる友人には感謝するばかりです!
夫と腹を割って話し合う
セルフケアの時間をとったり、女友達に話を聞いてもらったりしてもいよいよ疲れが取れなくなったら、最後はやはり夫婦で話し合う段階なのかなと思っています。
仕事と育児の両立は本当に大変で、誰しもが当たり前にできるとは限りません。疲れすぎて健康を損なったり、心を壊したりする前に、「本当に今のままワーママを続けるべきなのか?他に選択肢はないのか?」は検討すべき。
- パートなど労働時間の短い職を探す
- 在宅勤務できる仕事に転職
- 専業主婦(夫)になる/なってもらう
などなど、考えられるルートは意外と沢山あります。我が家でもこうした話し合いの末、いずれわたしがフリーランスとして融通のききやすい働き方にシフトする計画を立てています。
共に家計を支え、子育てをするパートナーである夫とは、今後もこまめに働き方やお互いの疲れ具合について、腹を割って話す機会を設けていくつもり。
ワーママは疲れる、けど……
繰り返しになるけれど、ワーママでいることは本当に疲れます。でも、今が不幸かといえばそんなことは全くなく、むしろ子どもは可愛くて幸せだし、収入があることによる安心感はそう簡単には手放せません。
心身が壊れるまで働くのは絶対に避けたいけれど、きっと長い人生、振り返ればワーママ時代なんて一瞬のこと!
「ほんと疲れた」「仕事辞めたい!」なんてぶちぶち文句を言いつつ、もう少しだけ頑張ってみようと思っています。
コメント